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中江 紀洋氏 [現代art 立体]

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釧路在住の中江紀洋氏。彫刻家、造形作家として活躍中ですが、そもそもこの世界に入ったきっかけから伺いました。

小さな頃から絵を描くことが大好き。
それを家族に褒められたこと、そしておじいさまが美術に造詣が深い方だったことなど、
環境にも恵まれ、絵画やデザインなどに興味を覚えていきました。
基礎的なことを勉強したいと米坂ヒデノリ氏のところに出入りするようになり、彫刻の道を進められます。
彫刻も面白いと思ったし、自分は道具を使うのが好きだったので彫刻の道に進むことに・・・
最初に作られたのはどんな作品だったのでしょう?

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現在も自然の中にインスピレーションを受けることがまずは制作への入り口。
様々な自然現象を見ることにより発見があり、そこに感動が生まれ、より観察することになる。
それをアトリエに持ち帰り制作活動へとつなげるのです。

常に前世、死者、死というものをテーマに貫かれています。
作品づくりは祈り、そして突き詰めるとアートは普遍的なものとおっしゃる中江氏。
彼にとっての座右の銘は宮沢賢治の「永久の未完成、これ完成である」
作品は普遍的である。その場では完成しても、永久の未完成でなければならない。

※現在釧路市在住

内田 鋼一氏 [現代art 立体]

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土、鉄、ガラス、樹脂・・・すべて彼の素材です。
造形作家とか陶芸家とか、またアウトローとか無国籍とか・・そんな紹介をされることが多いそうですが、ご自身がおっしゃったのは「やきものや」
まずは作品について伺った模様から・・・

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様々な素材を操る内田氏ですが、好きな素材は何なのでしょうか?
変化するもの、造った時から育っていくもの、変わっていくもの。
使われていくうちに、時が経つことにより変化するものがお好きとか・・・

ご自身も古いものの佇まいやなじんでいく感じが好きなので、自分の作品もそうであってほしいと思い制作なさっているそうです。
基本はシンプルなもの、どこにでもありそうでないもの。
遠くから内田さんの作品とわかるよりも、遠くで見て素敵と思って近づくと、それが内田さんの作品なんだとわかるもの
・・・・・そんな感覚が良いとおっしゃっておりました。
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そもそもはラグビーの関係で入った学校がやきものの学校だったそうです。
今まで自分から陶芸をやりたいと一度も思ったことはないとか・・・
やきものの学校に行ってもそれだけで食べていける人はそういらっしゃいません。なにかきっかけがあったのでしょうか?

海外にいく機会があればあるほど、自分は日本人だと感じるそうです。
「THE日本」ではないけれど「made in JAPAN」だと。
作品をつくりたいとはあまり思わなくて、結果作品だけど・・・作品を残したいという気持ちはないそう。でも良いものはつくりたいとおっしゃいました。
内田氏にとっての作品づくりは、次やりたいことに行くための手段。
そして、アートとは、表現を含めて影響を与える力を持っているもの。「人や何かに影響を与える何かをもっているものじゃないかな・・・」

※現在三重県四日市市在住
※2012.1224まで 北海道立釧路芸術館で開催中「交差する視点とかたち」に出展

加藤 宏子氏 [現代art 立体]

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紙と石をつかった作品づくりについて・・・

手漉き和紙から水で濡れてびちょびちょにしたものを自分でつくった型に張り込んで重ねていくそう。
繊維と繊維をからめあわせて形ができるのです。
どれくらいものごとを深くつきつめて表現者として形にあらわすことができるのかに重きをおく加藤氏。
この世界に入ったのは・・・
まったく違う職業に務めていた時、自分にしかできないものを何かを探そうと広島の旅に出ました。
そこで見た原爆記念ドームに一番インパクトを覚えたのです。
千羽鶴がおびただしくあり、ドームの無惨な姿を見て、その横にあるヘンリームーアの平和の門を見たことが心に響いたのです。
なぜ自分の胸につきささったのか・・・でも、その瞬間があったから自分の選んだ道を歩みたいと思ったそうです。
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そこから美術を勉強する大学に進み、彫刻の道に。
紙を素材にするようになったのは最近。以前は石彫。どっしりした大きな作品を作っていたそうです。


kah06.jpg石も大好きな素材。石と両極端にある紙。紙も魅力がたくさん。
伝えたい事は一貫して「人間」人の気持ち、生き方、人から派生した人がつくったこの社会。
理想だったり今の現状だったり、それを作品になさっています。

紙はぬれると形がなくなる。
燃えると灰になって形はなくなる。
儚さもあるけれど、木の繊維を混ぜ合わせてできたものは強い。
儚いながらも強さがあるのが魅力。
また、石の魅力は腐らないこと。半永久的に存在している。見た目に安定感があること。

作品づくりは加藤氏にとって、生きる上で必要な行為。それが見てくれる人に何らかの影響を与えることができたらしあわせと・・・。
アートは表面的なものではなく、深く感じとれるもの。深いところで心にふれるもの。

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※現在札幌市在住
※2012.1130〜1224まで 北海道立釧路芸術館で開催の「交差する視点とかたち」に出展

柿﨑 熙氏 [現代art 立体]

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柿﨑氏の作品は丸太をチェーンソーで粗彫りし形をつくることからはじまります。
小さい作品は壁にかけ、大きな作品は床などに置き、空間構成しています。
インスタレーションです。


テーマは「林縁から」
植物の生態に触れる機会があり、その様子を観察し、命の大切さ、いとしさを表現しています。
自分が感じた命の息吹などを表現することにより、見ている人にトリや植物も頑張っている姿を伝えたいと・・・
伝わるためには洗練された形を作り上げること。そのために形の探求に力をいれていらっしゃいます。
使っているのは今桂の木がメイン。掘りやすいし、耐久力もあるからだそうです。
自分の感性にフィットしていると思うと。
色は以前は色々な色を使ったそうですが今は白一色。
光が当たることによって陰影ができ、浮遊する感じなどを表す。
見てくれる人が作品を見て、癒し、優しさを感じ取ってくれたら嬉しいと。
森や林の中で佇んでいる時の気持ちが伝わっていけば良いと思うとおっしゃっておりました。
現在は「林縁から」というテーマで制作活動をなさっていますが、
一貫したテーマはそこに存在する命。
油絵を描いていた時もあり、人間としてのあり方、存在をテーマにしていたそうです。
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この世界に入ったのは・・・

作品づくりとは、自分の感性を伝える最大の手段。
自分の大切に思っていることを作品に表すことは生き甲斐でもあると。
また、見てもらう人にも自然の大切さを伝えることができたらとおっしゃっておりました。
限られた資源を使うからこそなおさら伝えたいのです。
そして・・・
アートとは自由。自由な気持ちをもてること、遊べること。
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手にもって見せてくださったのが、最新の作品です。











※現在石狩市在住
※2012.1130〜1224まで 北海道立釧路芸術館で開催の「交差する視点とかたち」に出展

艾沢 詳子氏 [現代art 立体]

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ティッシュペーパーで表現されたもの・・これはパーツとしては無辜の民。
それが集合体としてTSUNAMIという形に。
震災を忘れないという意味でずっとこの作品と向き合っていきたいと思ったそうです。
復興、原発に関わる作品もあり、それが全体でひとつの作品になっています。

作家生活の中で水脈のように自分の中にあったものが作品となってあらわれた感じ。
「今まではひとりごとだったものが重なることにより、自分の意志をはっきりと言えるようになった。」としみじみとおっしゃっておりました。
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版画から立体に移行したのは?
非常に立体的感覚が自分の中にあり、より形としてダイレクトに立体になったのはアメリカに行って勉強してから。
日本に戻って床に石膏でレリーフをつくり、そこにコンテと鉛筆で絵を描いたそうです。
自分は立体の形をしているけれど、常にドローイングを描いていく行為が多いと。
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パーツづかいが多いのよね。
使っている素材も多いし。
それは徐々に覚えたものであり、
だんだん増えて作品の幅も広がったの。
彫刻家という意識では制作していることはないそう。
確かにドローイングしている時も版画をしている時も
身体に触れてくる触覚的要素が強かったり、単なる平面で終わっていないものが多いのです。
艾沢氏の作品の根底には命の大切さというものが存在します。


アートとはひとりごとの集積とおっしゃいます。
そして、その集積が大きな声になる時もあるわけです。

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※現在札幌市在住
※2012.1224まで 北海道立釧路芸術館で開催中「交差する視点とかたち」に出展

下沢 敏也氏 [現代art 立体]

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15年くらい前からのテーマは再生、「Re-Bireth」
まずは作品について・・・

再生とは朽ちていったものから生まれ変わる力。エネルギーの表現をテーマにしている。
自然物の中からテーマをもらい土でどれだけ再生に向かう力の表現をできるかが一貫しているテーマ。
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一番大事にしているのは、土という素材。表面の質感、素材をどれだけ引き出すことができるのか。
できるだけ土そのものの良さを引き出せるかが大切なこととおっしゃっておりました。
基本的には江別の土。自分たちが生活している大地が土。そこを使わないと自分のコンセプトとリンクしない。自分が生活している地元の土を使うことが大事。

shimo6.jpg この世界に入ったのは、お父様が焼き物、陶芸をやっていたこともあり、
小さな頃から環境としてそこにあったのですが・・・
子供の頃は好きではなかったそう。
はじめは伝統的な焼き物から入ったそうです。
しかし、京都で前衛陶芸と出会った時に衝撃を受け、それから前衛的な作品に。
陶彫と呼ばれることも。

焼くという行為は自分の手を一度離し窯に託す時間があり、そこがおもしろくもあり、おそろしいと。
そこをどれだけコントロールできるか、魅力でもあるそうです。自分の領域ではない領域があるおもしろさも魅力とか。


作品づくりは生きていくための絶対必要な要素。そして、アートとは癒し。自分のためでもあり、人に伝えるためのひとつの手段。自分の素直な感性を表現する、それを素直な目で見ていただくことでアートというもの自体が何か世の中を変える手段になるのではと・・・・・。
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※現在札幌市在住
※2012.1224まで 北海道立釧路芸術館で開催中「交差する視点とかたち」に出展

浅野 修氏 [現代art 立体]

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十勝出身の浅野修氏・・・まずは作品の狙いについて、そして、農業の美しさについて語っていただきました。
はじめは油彩で人物を描かれていたのですがやがて対象は大地にかわり、立体へと変遷。
なぜ農業に惹かれていったのか?立体作品をつくるきっかけについても伺っています。


ao002.jpg人物の次の描いたのは農作物。
やがて大地そのものに興味の対象はうつり、日本全国の大地を歩き描きました。
そして作られた立体の作品の説明を・・・




ある日、馬小屋を探していた浅野氏のもとに連絡が入ります。
それを実際に目の前にして美しさに心奪われました。
「自分たちで美しいものを作っているのにもかかわらずそれに気づいていない。その美しさを気づかせるのが作家の力」
一貫したテーマ=農業は美しい。そしてもうひとつのテーマは「開拓の心」を伝えていくこと。


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浅野氏の根底にあるのはどんなことにも対する「基本・原点」。
それは、生きることや食に関する事、造形やもちろん農業に関することも然りです。
その中での造形の原点について伺いました。

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NPO十勝めむろ赤レンガ倉庫を立ち上げ、巨大じゃがいもアートプロジェクトをスタートしました。
原点にこだわるにはどういう方法で作品を問いかけていくのがベストなのか・・・その結果レンガ倉庫を選ばれたのです。
そして巨大じゃがいもアートとは一体何なのか?

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個人で作品を制作する、複数の人と共同でひとつの作品をつくりあげる行為とは・・・
そして浅野氏にとってのアートとは・・・

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※現在鎌倉市在住
※2012年から 十勝 芽室赤レンガ倉庫で巨大じゃがいもアート制作中
浅沼氏のhpは・・・
http://www7a.biglobe.ne.jp/~asano_osamu


長澤 伸穂氏 [現代art 立体]

長澤伸穂氏は現在ニューヨーク在住です。
十勝 千年の森で開催されている「北海道ガーデンショー」に招待作家として現在作品を展示中です。
開催前に来釧され、講演会をなさいました。その時にインタビューをさせていただき、
長澤氏の今までなさってきた作品について、今回のガーデンショーについて他
色々と伺うことができました。
まずは、長澤氏の作品について・・・そして
数々の作品を発表なさっている中での一貫したテーマについて
自然の中、都会の中、公共(室内、屋外)の中・・
場所によって材料や内容は違うそうですが、
長澤氏がお好きな場所は、人間の汗、生活した場、そういう場所でするインスタレーションが
お好き・・ということで以前になさったトルコでの作品についてお話ししてくださいました。
もちろん作品を考える上でその時々の時事、戦争だったりエコロジーについてだったりする場合は
メッセージ性が強まるそうですが、一貫したテーマは「生命(いのち)」
それは生命の儚さであり、生命の強靭さ。生命の大切さや残していくものは何なのか・・ということ。

そもそも長澤氏はどうしてこの世界に入ったのでしょう?
きっかけは高校時代に発掘調査に参加し、縄文土器の破片を見つけたこと。
そこに人間の指紋みたいなものがあり・・・
アートとは関係なく、人間が作ったものの美しさを感じたのです。
今も人間の足跡が聴こえてくるような場所でインスピレーションを受けることが多いそうです。
ここではバングラディシュでのビエンナーレの作品について伺いました。
生命の形をたまごの形で表現なさいました。
女性の一生の間に排卵できるたまごの数というのが、およそ500。
一人の女性が蓄える生命をたまごで表現されました。
人はみな同じ命をもっています。感情は世界各国共通です。そこで生命の尊さ、あり方を作品として展示なさったのです。

長澤氏にとってのパブリックアートとは?
その場にしかないものをつくること。
その場所の地域性、気候、風土、歴史をリサーチして、そこにしかできないものをつくりたい。
そこには必ず人間の香り、匂いが感じられるのです。

北海道ガーデンショーについて伺いました。
長い時間をかけてゆっくりと育っていくものを作られたそうです。ここにもたくさんのたまごが使われています。
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長澤氏にとっての作品づくりとは・・・
そこにあった物語、忘れられたもの、かげのようなもの。
そういうものをもう一度引き出して後世に伝えていく、残していく。
人が来て体験して、五感で感じるアートをつくりたい!

長澤氏にとってのアートとは・・・
アーティストだけのものではない。
本当はアートとは、生活の中にすごく密着していて、地面や春夏秋冬などの季節、天気といったものに密着したものがアートだと思う。
身近なものの中に存在していると思う。


※現在ニューヨーク在住
※写真は長澤伸穂氏からお借りしました。
※2012.0602〜1008 十勝 千年の森で北海道ガーデンショー開催

吉野 隆幸氏 [現代art 立体]

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建築家でもあり造形作家でもある吉野氏。はじめは建築とアートを同一軸線上で考えることをあえてしなかったそうです。しかし、1998年に流木をつかって環境アートを手がけてから彼の思考は変化し始めました。


北のレンガに出会い4000個のリンゴ箱のうち150個のリンゴ箱を譲り受けました。
なぜそこにそれだけのリンゴ箱が残っていたのか?ずっと気になっていたそうです。
北のレンガの以前の所有者はどんな気持ちでリンゴ箱をずっととっておいたのか?

現在はそのリンゴ箱を使って作品を表現なさっています。
そもそも建築の道に入ったのは・・・・・・

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造形作家として作品づくりで一貫しているテーマは・・・「場」への鎮魂。
これは彼の中での隠れたテーマです。

y14.jpegその思いがあってこそ作品が生まれてくるのです。
そのため作品づくりのコンセプトを作る前に一番時間をかけて行うことが現地での構想。
まわりの雰囲気を感じ取りイメージをふくらませ、
歴史的なことを調べて
作品のプロセスにつなげていくのです。





y002s.jpeg 作品づくりは自分自身のリハビリ。アートは自分でリハビリをしながら自分自身を転写していくことに他ならないからアートはその人の生き様。
まさに人生だよね・・・とおっしゃる吉野氏。

建築とアートに違いについても伺っています。
自分と最終的に向き合うことにはかわりはありませんが、建築の仕事は相手があってこそ成立します。

そこにお金が関わるかどうかは別としても、
ひとつの作品として完成させるまでにかかるプロセスは違っていても、

ひとつの作品をつくりあげるということでは、根底に流れる吉野氏の思いは同じなのかもしれません。


※現在帯広市在住
※写真は吉野隆幸氏からお借りしました。尚、「池の上に浮かんだりんご箱」の作品はネイチャーフォトグラファー:佐藤昭代氏の撮影したものです。

阿部 典英氏 [現代art 立体]

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美術家 阿部氏は様々な素材をつかって作品づくりをなさっています。
おそらくメッキに関しては他に使われる作家がいないのでは?と言うほど、ありとあらゆる素材が阿部氏の発想のもとでは作品に生まれ変わっていくのです。


一貫しているテーマは「人間愛」。
自分の思いをどう表現するのか?常に考えていらっしゃるそうです。ただし、その根底にあるのは「愛」お父様が旧ソ連の捕虜となられたり、また札幌から疎開して島牧村にいかれたことが阿部氏の中では大きなウエイトをしめているのだと思われます。

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2010.8.29〜帯広コンテンポラリーアート2011で作品を展示。
出品作品「ネエ ダンナサン 或いは 告・克・刻」について伺いました。

※現在札幌市在住
※2011.0829 帯広コンテンポラリーアート2011に出品。


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