souffle de art
https://path-art.blog.ss-blog.jp/
2008.5.13〜O.A「path-art」内 作家インタビューの音声をお届けします。徐々に現在からさかのぼってアップしていきます。<FM946 midori>
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2013-10-02T10:00:00+09:00
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長倉 洋海氏・・・2
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2013-10-02
今回の作品展「地を駆ける」について伺いました。戦場からまさに人間に目がむいてきた瞬間のもの、出会った子供たち、そして今回は・・・nagakura131002-4.mp3人間を支えている風土、環境を通して人間の奥にあるものを見つめています。長倉氏といえばマスードのイメージがとても強かったのですが、彼が自爆テロで亡くなり、その後長倉氏は前に進むことができませんでした。ところが彼はシルクロードに生きた人間で、自分もシルクロードの一番端の日本という国で生まれた人間、なぜかシルクロードでつながっていると思えた瞬間からなにかが変わりました。マスードの生きたシルクロード僕も生きているシルクロード今回の展示は3部構成です。シルクロードの写真の他には、北の島・南の島、そして被災地の子供たちの写真が展示されています。どの写真からも写真に吸い込まれていく感じがします。nagakura131002-5.mp3 レンズを向けている時には何を考えられているのでしょう?そして長倉tasteとはどこに現れているのでしょう?あくまでも「人間」をカメラで追い続けて来た長倉氏、これから撮りたいものはまだまだたくさんあるそうです。nagakura131002-6.mp3写真を撮ることによって、今まで知らなかったことを知ることができる。知っていると思っていたことを再確認することができる。人間が生きるということの再確認をすること、おそらく長倉氏はこれからもずっと地を駆けることを続けていかれるのだと思います。世界中の一生懸命生きている人、美しい人、そして豊かな表情をもっている人を追い求めて・・・ ※現在東京都在住※2013.0921~1020 釧路市立美術館で「地を駆ける展」を開催
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2013-10-02T10:00:00+09:00
今回の作品展「地を駆ける」について伺いました。
戦場からまさに人間に目がむいてきた瞬間のもの、出会った子供たち、そして今回は・・・
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人間を支えている風土、環境を通して人間の奥にあるものを見つめています。
長倉氏といえばマスードのイメージがとても強かったのですが、彼が自爆テロで亡くなり、その後長倉氏は前に進むことができませんでした。
ところが彼はシルクロードに生きた人間で、自分もシルクロードの一番端の日本という国で生まれた人間、
なぜかシルクロードでつながっていると思えた瞬間からなにかが変わりました。
マスードの生きたシルクロード
僕も生きているシルクロード
今回の展示は3部構成です。シルクロードの写真の他には、北の島・南の島、そして被災地の子供たちの写真が展示されています。
どの写真からも写真に吸い込まれていく感じがします。
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レンズを向けている時には何を考えられているのでしょう?
そして長倉tasteとはどこに現れているのでしょう?
あくまでも「人間」をカメラで追い続けて来た長倉氏、これから撮りたいものはまだまだたくさんあるそうです。
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写真を撮ることによって、今まで知らなかったことを知ることができる。
知っていると思っていたことを再確認することができる。
人間が生きるということの再確認をすること、
おそらく長倉氏はこれからもずっと地を駆けることを続けていかれるのだと思います。
世界中の一生懸命生きている人、美しい人、そして豊かな表情をもっている人を追い求めて・・・
※現在東京都在住
※2013.0921~1020 釧路市立美術館で「地を駆ける展」を開催
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長倉 洋海氏・・・1
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2013-09-25
釧路出身で高校まで釧路で過ごした長倉氏、その後同志社大学へ進まれ、探検部に所属します。そして、フォトジャーナリストとしてこの世界へ入り、その後フリーの写真家に。フリーになるきっかけは何だったのでしょう?nagakura130925-1.mp3なんのために生まれた?きっとなにかがあるはず・・・それは何なのか探すために走り続けました。戦場でカメラを撮っていた時に、「伝える」ということをキーワードに持ってのぞめば挫折した自分を乗り越えられると思ったそうで、それはある意味自分の殻を破るためだったのかもしれません。nagakura130925-2.mp3当初からテーマは人間ではなく、戦争。でも戦争は1枚の写真では撮ることができない。数多くの写真を撮影する中で、人間を撮りたいと気づかれたそうです。いつしか戦場の厳しさから人間のもっているぬくもりに・・・・・・戦場で撮影している時に表現したかったことは何なのでしょう?nagakura130925-3.mp3 あくまで長倉氏が撮られているのは・・・人間そのものなのです。そこが戦場であっても、南の島であっても、北の島であっても、被災地であっても。※現在東京都在住※2013.0921~1020 釧路市立美術館で「地を駆ける展」を開催
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2013-09-25T10:00:00+09:00
釧路出身で高校まで釧路で過ごした長倉氏、その後同志社大学へ進まれ、探検部に所属します。
そして、フォトジャーナリストとしてこの世界へ入り、その後フリーの写真家に。
フリーになるきっかけは何だったのでしょう?
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なんのために生まれた?きっとなにかがあるはず・・・
それは何なのか探すために走り続けました。
戦場でカメラを撮っていた時に、「伝える」ということをキーワードに持ってのぞめば
挫折した自分を乗り越えられると思ったそうで、それはある意味自分の殻を破るためだったのかもしれません。
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当初からテーマは人間ではなく、戦争。
でも戦争は1枚の写真では撮ることができない。
数多くの写真を撮影する中で、人間を撮りたいと気づかれたそうです。
いつしか戦場の厳しさから人間のもっているぬくもりに・・・・・・
戦場で撮影している時に表現したかったことは何なのでしょう?
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あくまで長倉氏が撮られているのは・・・人間そのものなのです。
そこが戦場であっても、南の島であっても、北の島であっても、被災地であっても。
※現在東京都在住
※2013.0921~1020 釧路市立美術館で「地を駆ける展」を開催
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戸川 覚氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2013-07-24
東京在住の戸川氏は羅臼、知床にとても縁のある方なんです。彼の現在の撮影テーマは「在りて」北海道を舞台に、北海道アイヌの自然観が息づく北海道の風土を撮影なさっています。togawasatoru1.mp3 羅臼とのつながりはおじい様である戸川幸夫氏の時代にさかのぼります。動物作家であったおじい様は取材のために何度も羅臼に足を運ばれていました。森繁久彌氏の映画や加藤登紀子氏の知床旅情がうまれた頃です。その時からのつながりで戸川家と羅臼とは交流がずっと続いていたのです。覚氏はアイヌの方からのお話しを聞くうちに、「自然に感謝して自然とともに生きていく」その自然観に心動かされ、野生動物や昔から姿を変えないもの、厳しい自然などを被写体に選ばれています。togawasatoru2.mp3当初は庭を造ったり、木を植えたりしようと東京農大の造園科に進まれました。その学生時代にタイへの旅行に行かれたのが・・この道への始まりでした。タイでパスポートの盗難にあい、なにもかも失った後で向かった先がチベット、ボナパート寺院。そこで巡礼に来ている人たちに会い、色々な話しをしているうちに、自分は遠く離れた日本に住んでいるけれど、なにか自分の姿に近いものを感じたそうです。togawasatoru3.mp3学生時代の旅がきっかけでこの道でやっていこうと決心し、6年間制作会社で勤められ、写真のノウハウを蓄積し、再度チベットの地へ向かいました。当時とかわっていない人と風景に感動し、そこで本格的に撮影をしたものを「帰一」として以後発表することになるのです。彼が大切にしていることは・・・野生動物であっても、木々であっても、人であっても・・・被写体は生きているもの。そして、そこには必ず背景があるということ。過去から繋がって今があるという事実。チベットでの出会いから始まったことですが、生きているもの、生きとし生けるものその種類を剥いでしまった生き物の美しさを見せたいということなのです。 一生懸命いきて、色々な人、風景、動物に出会い、その出会いを残していくこと・・・それが戸川氏にとっての撮影をするという意味なのです。※現在東京都在住※2013.0803~0825 網走市立美術館で個展を開催※写真は戸川覚氏からお借りしました。
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2013-07-24T10:00:00+09:00
東京在住の戸川氏は羅臼、知床にとても縁のある方なんです。
彼の現在の撮影テーマは「在りて」北海道を舞台に、北海道アイヌの自然観が息づく北海道の風土を撮影なさっています。
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羅臼とのつながりはおじい様である戸川幸夫氏の時代にさかのぼります。
動物作家であったおじい様は取材のために何度も羅臼に足を運ばれていました。森繁久彌氏の映画や加藤登紀子氏の知床旅情がうまれた頃です。
その時からのつながりで戸川家と羅臼とは交流がずっと続いていたのです。
覚氏はアイヌの方からのお話しを聞くうちに、「自然に感謝して自然とともに生きていく」その自然観に心動かされ、野生動物や昔から姿を変えないもの、厳しい自然などを被写体に選ばれています。
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当初は庭を造ったり、木を植えたりしようと東京農大の造園科に進まれました。
その学生時代にタイへの旅行に行かれたのが・・この道への始まりでした。
タイでパスポートの盗難にあい、なにもかも失った後で向かった先がチベット、ボナパート寺院。
そこで巡礼に来ている人たちに会い、色々な話しをしているうちに、
自分は遠く離れた日本に住んでいるけれど、なにか自分の姿に近いものを感じたそうです。
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学生時代の旅がきっかけでこの道でやっていこうと決心し、6年間制作会社で勤められ、
写真のノウハウを蓄積し、再度チベットの地へ向かいました。
当時とかわっていない人と風景に感動し、そこで本格的に撮影をしたものを「帰一」として
以後発表することになるのです。
彼が大切にしていることは・・・
野生動物であっても、木々であっても、人であっても・・・被写体は生きているもの。
そして、そこには必ず背景があるということ。過去から繋がって今があるという事実。
チベットでの出会いから始まったことですが、生きているもの、生きとし生けるもの
その種類を剥いでしまった生き物の美しさを見せたいということなのです。
一生懸命いきて、色々な人、風景、動物に出会い、
その出会いを残していくこと・・・それが戸川氏にとっての撮影をするという意味なのです。
※現在東京都在住
※2013.0803~0825 網走市立美術館で個展を開催
※写真は戸川覚氏からお借りしました。
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伊藤 恵里氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2013-07-10
もともとは形のあるもの、形をおっていくものを描いていた伊藤氏が、ある日、あえて形を追わなくてもいいのでは?と思い具象から抽象へと作品が変化していきます。人は形あるものでモノを認識するのですが、そこに形がなくてもモノを認識したりできるのでは?と感じたのです。例えば陰とか、気配とか、第六感みたいな・・・現在は油彩での抽象画やイラストを使って様々な表現方法を探求なさっています。もっと身近にもっと簡単に表現するものがあるのでは?・・ということなのです。itoeri-1.mp3 ただ基本にあるのは油彩。油絵の具は光沢やその深みを出すために一番適しているとおっしゃいます。油絵の具は描いたものを一度乾かし、そしてその上にさらに描いていくので、乾かす時間も必要です。その乾きが遅いことも彼女は好きなのだとか。itoeri-2.mp3制作の一貫したテーマは内面を描くこと。なんとなく自分の中にあるピジョンを描かれているそうです。 ルノワールの言葉をつかって自分もこうありたいと語ってくださいました。「辛い人生を送っていたルノワールは、人生がこんなに辛いならわざわざ苦しいことを表現しなくても良いのではないかと思ったそう。そういったことで、楽しいことだけを考えて絵を描いたそうですが、自分もそうありたいんです。生きていて・・・喜びがあると伝えたいんです」 伊藤氏にとっての作品づくりはあくまでツール。自分を表現するための方法なのです。表現の幅を広げる一つの方法。また、アートは誰もがもっている才能的なもの・・・とおっしゃいました。※現在釧路在住※2013.0713〜0901市立小樽文学館で開催される「北原白秋の小樽・サハリン旅行展」で美術を担当。※写真は伊藤恵里氏からお借りしました。
絵画
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2013-07-10T10:00:00+09:00
もともとは形のあるもの、形をおっていくものを描いていた伊藤氏が、
ある日、あえて形を追わなくてもいいのでは?と思い具象から抽象へと作品が変化していきます。
人は形あるものでモノを認識するのですが、そこに形がなくてもモノを認識したりできるのでは?と感じたのです。
例えば陰とか、気配とか、第六感みたいな・・・
現在は油彩での抽象画やイラストを使って様々な表現方法を探求なさっています。
もっと身近にもっと簡単に表現するものがあるのでは?・・ということなのです。
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ただ基本にあるのは油彩。油絵の具は光沢やその深みを出すために一番適しているとおっしゃいます。油絵の具は描いたものを一度乾かし、
そしてその上にさらに描いていくので、乾かす時間も必要です。
その乾きが遅いことも彼女は好きなのだとか。
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制作の一貫したテーマは内面を描くこと。
なんとなく自分の中にあるピジョンを描かれているそうです。
ルノワールの言葉をつかって自分もこうありたいと語ってくださいました。
「辛い人生を送っていたルノワールは、
人生がこんなに辛いなら
わざわざ苦しいことを表現しなくても良いのではないかと思ったそう。
そういったことで、楽しいことだけを考えて絵を描いたそうですが、
自分もそうありたいんです。
生きていて・・・喜びがあると伝えたいんです」
伊藤氏にとっての作品づくりはあくまでツール。自分を表現するための方法なのです。
表現の幅を広げる一つの方法。
また、アートは誰もがもっている才能的なもの・・・とおっしゃいました。
※現在釧路在住
※2013.0713〜0901市立小樽文学館で開催される「北原白秋の小樽・サハリン旅行展」で美術を担当。
※写真は伊藤恵里氏からお借りしました。
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中江 紀洋氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2013-05-22
釧路在住の中江紀洋氏。彫刻家、造形作家として活躍中ですが、そもそもこの世界に入ったきっかけから伺いました。nakae-1.mp3小さな頃から絵を描くことが大好き。それを家族に褒められたこと、そしておじいさまが美術に造詣が深い方だったことなど、環境にも恵まれ、絵画やデザインなどに興味を覚えていきました。基礎的なことを勉強したいと米坂ヒデノリ氏のところに出入りするようになり、彫刻の道を進められます。彫刻も面白いと思ったし、自分は道具を使うのが好きだったので彫刻の道に進むことに・・・最初に作られたのはどんな作品だったのでしょう?nakae-2.mp3 現在も自然の中にインスピレーションを受けることがまずは制作への入り口。様々な自然現象を見ることにより発見があり、そこに感動が生まれ、より観察することになる。それをアトリエに持ち帰り制作活動へとつなげるのです。nakae-3.mp3常に前世、死者、死というものをテーマに貫かれています。作品づくりは祈り、そして突き詰めるとアートは普遍的なものとおっしゃる中江氏。彼にとっての座右の銘は宮沢賢治の「永久の未完成、これ完成である」作品は普遍的である。その場では完成しても、永久の未完成でなければならない。※現在釧路市在住
現代art 立体
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2013-05-22T10:00:00+09:00
釧路在住の中江紀洋氏。彫刻家、造形作家として活躍中ですが、そもそもこの世界に入ったきっかけから伺いました。
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小さな頃から絵を描くことが大好き。
それを家族に褒められたこと、そしておじいさまが美術に造詣が深い方だったことなど、
環境にも恵まれ、絵画やデザインなどに興味を覚えていきました。
基礎的なことを勉強したいと米坂ヒデノリ氏のところに出入りするようになり、彫刻の道を進められます。
彫刻も面白いと思ったし、自分は道具を使うのが好きだったので彫刻の道に進むことに・・・
最初に作られたのはどんな作品だったのでしょう?
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現在も自然の中にインスピレーションを受けることがまずは制作への入り口。
様々な自然現象を見ることにより発見があり、そこに感動が生まれ、より観察することになる。
それをアトリエに持ち帰り制作活動へとつなげるのです。
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常に前世、死者、死というものをテーマに貫かれています。
作品づくりは祈り、そして突き詰めるとアートは普遍的なものとおっしゃる中江氏。
彼にとっての座右の銘は宮沢賢治の「永久の未完成、これ完成である」
作品は普遍的である。その場では完成しても、永久の未完成でなければならない。
※現在釧路市在住
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勝水 喜一氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2013-03-27
ここ数年、漆を独学で実験、研究なさっていた勝水氏は2011年冬、京都芸大の漆工研究室に・・・katsumizu0327-1.mp3漆を基礎から学ばれた結果、漆を塗るという行為から木工を考えることができるようになったとおっしゃいます。 言葉としての現在のテーマは「漆黒」。炭のカーボンブラックではなく、鉄の黒。鉄を食って食って黒くなるのが面白いと。ところがこの黒、実験していくと、突然黒くならなくなのです。katsumizu0327-2.mp3オブジェなのか・・・実用品なのか・・・紙一重のところに存在しています。ただ、今わかっていることは、漆は色々なことを勝水氏から解放してくれ、さらにあらゆることを可能にしてくれたということです。これから制作なさる作品にはそのような精神的な意味での何かが反映されることと思います。勝水氏にとって「木」とは「水」katsumizu0327-3.mp3 ※現在釧路市阿寒在住
工芸
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2013-03-27T10:00:00+09:00
ここ数年、漆を独学で実験、研究なさっていた勝水氏は2011年冬、京都芸大の漆工研究室に・・・
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漆を基礎から学ばれた結果、漆を塗るという行為から木工を考えることができるようになったとおっしゃいます。
言葉としての現在のテーマは「漆黒」。炭のカーボンブラックではなく、鉄の黒。
鉄を食って食って黒くなるのが面白いと。
ところがこの黒、実験していくと、突然黒くならなくなのです。
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オブジェなのか・・・実用品なのか・・・
紙一重のところに存在しています。
ただ、今わかっていることは、
漆は色々なことを勝水氏から解放してくれ、さらにあらゆることを可能にしてくれたということです。
これから制作なさる作品にはそのような精神的な意味での何かが反映されることと思います。
勝水氏にとって「木」とは「水」
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※現在釧路市阿寒在住
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内田 鋼一氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2013-02-27
土、鉄、ガラス、樹脂・・・すべて彼の素材です。造形作家とか陶芸家とか、またアウトローとか無国籍とか・・そんな紹介をされることが多いそうですが、ご自身がおっしゃったのは「やきものや」まずは作品について伺った模様から・・・uchidakoichi01.mp3 様々な素材を操る内田氏ですが、好きな素材は何なのでしょうか?変化するもの、造った時から育っていくもの、変わっていくもの。使われていくうちに、時が経つことにより変化するものがお好きとか・・・uchidakoichi02.mp3ご自身も古いものの佇まいやなじんでいく感じが好きなので、自分の作品もそうであってほしいと思い制作なさっているそうです。基本はシンプルなもの、どこにでもありそうでないもの。遠くから内田さんの作品とわかるよりも、遠くで見て素敵と思って近づくと、それが内田さんの作品なんだとわかるもの・・・・・そんな感覚が良いとおっしゃっておりました。そもそもはラグビーの関係で入った学校がやきものの学校だったそうです。今まで自分から陶芸をやりたいと一度も思ったことはないとか・・・やきものの学校に行ってもそれだけで食べていける人はそういらっしゃいません。なにかきっかけがあったのでしょうか?uchidakoichi03.mp3海外にいく機会があればあるほど、自分は日本人だと感じるそうです。「THE日本」ではないけれど「made in JAPAN」だと。作品をつくりたいとはあまり思わなくて、結果作品だけど・・・作品を残したいという気持ちはないそう。でも良いものはつくりたいとおっしゃいました。内田氏にとっての作品づくりは、次やりたいことに行くための手段。そして、アートとは、表現を含めて影響を与える力を持っているもの。「人や何かに影響を与える何かをもっているものじゃないかな・・・」※現在三重県四日市市在住※2012.1224まで 北海道立釧路芸術館で開催中「交差する視点とかたち」に出展
現代art 立体
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2013-02-27T10:00:00+09:00
土、鉄、ガラス、樹脂・・・すべて彼の素材です。
造形作家とか陶芸家とか、またアウトローとか無国籍とか・・そんな紹介をされることが多いそうですが、ご自身がおっしゃったのは「やきものや」
まずは作品について伺った模様から・・・
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様々な素材を操る内田氏ですが、好きな素材は何なのでしょうか?
変化するもの、造った時から育っていくもの、変わっていくもの。
使われていくうちに、時が経つことにより変化するものがお好きとか・・・
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ご自身も古いものの佇まいやなじんでいく感じが好きなので、自分の作品もそうであってほしいと思い制作なさっているそうです。
基本はシンプルなもの、どこにでもありそうでないもの。
遠くから内田さんの作品とわかるよりも、遠くで見て素敵と思って近づくと、それが内田さんの作品なんだとわかるもの
・・・・・そんな感覚が良いとおっしゃっておりました。
そもそもはラグビーの関係で入った学校がやきものの学校だったそうです。
今まで自分から陶芸をやりたいと一度も思ったことはないとか・・・
やきものの学校に行ってもそれだけで食べていける人はそういらっしゃいません。なにかきっかけがあったのでしょうか?
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海外にいく機会があればあるほど、自分は日本人だと感じるそうです。
「THE日本」ではないけれど「made in JAPAN」だと。
作品をつくりたいとはあまり思わなくて、結果作品だけど・・・作品を残したいという気持ちはないそう。でも良いものはつくりたいとおっしゃいました。
内田氏にとっての作品づくりは、次やりたいことに行くための手段。
そして、アートとは、表現を含めて影響を与える力を持っているもの。「人や何かに影響を与える何かをもっているものじゃないかな・・・」
※現在三重県四日市市在住
※2012.1224まで 北海道立釧路芸術館で開催中「交差する視点とかたち」に出展
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加藤 宏子氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2013-01-30
紙と石をつかった作品づくりについて・・・kato1.mp3手漉き和紙から水で濡れてびちょびちょにしたものを自分でつくった型に張り込んで重ねていくそう。繊維と繊維をからめあわせて形ができるのです。どれくらいものごとを深くつきつめて表現者として形にあらわすことができるのかに重きをおく加藤氏。この世界に入ったのは・・・まったく違う職業に務めていた時、自分にしかできないものを何かを探そうと広島の旅に出ました。そこで見た原爆記念ドームに一番インパクトを覚えたのです。千羽鶴がおびただしくあり、ドームの無惨な姿を見て、その横にあるヘンリームーアの平和の門を見たことが心に響いたのです。なぜ自分の胸につきささったのか・・・でも、その瞬間があったから自分の選んだ道を歩みたいと思ったそうです。 そこから美術を勉強する大学に進み、彫刻の道に。紙を素材にするようになったのは最近。以前は石彫。どっしりした大きな作品を作っていたそうです。kato2.mp3石も大好きな素材。石と両極端にある紙。紙も魅力がたくさん。伝えたい事は一貫して「人間」人の気持ち、生き方、人から派生した人がつくったこの社会。理想だったり今の現状だったり、それを作品になさっています。紙はぬれると形がなくなる。燃えると灰になって形はなくなる。儚さもあるけれど、木の繊維を混ぜ合わせてできたものは強い。儚いながらも強さがあるのが魅力。また、石の魅力は腐らないこと。半永久的に存在している。見た目に安定感があること。作品づくりは加藤氏にとって、生きる上で必要な行為。それが見てくれる人に何らかの影響を与えることができたらしあわせと・・・。アートは表面的なものではなく、深く感じとれるもの。深いところで心にふれるもの。※現在札幌市在住※2012.1130〜1224まで 北海道立釧路芸術館で開催の「交差する視点とかたち」に出展
現代art 立体
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2013-01-30T10:00:00+09:00
紙と石をつかった作品づくりについて・・・
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手漉き和紙から水で濡れてびちょびちょにしたものを自分でつくった型に張り込んで重ねていくそう。
繊維と繊維をからめあわせて形ができるのです。
どれくらいものごとを深くつきつめて表現者として形にあらわすことができるのかに重きをおく加藤氏。
この世界に入ったのは・・・
まったく違う職業に務めていた時、自分にしかできないものを何かを探そうと広島の旅に出ました。
そこで見た原爆記念ドームに一番インパクトを覚えたのです。
千羽鶴がおびただしくあり、ドームの無惨な姿を見て、その横にあるヘンリームーアの平和の門を見たことが心に響いたのです。
なぜ自分の胸につきささったのか・・・でも、その瞬間があったから自分の選んだ道を歩みたいと思ったそうです。
そこから美術を勉強する大学に進み、彫刻の道に。
紙を素材にするようになったのは最近。以前は石彫。どっしりした大きな作品を作っていたそうです。
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石も大好きな素材。石と両極端にある紙。紙も魅力がたくさん。
伝えたい事は一貫して「人間」人の気持ち、生き方、人から派生した人がつくったこの社会。
理想だったり今の現状だったり、それを作品になさっています。
紙はぬれると形がなくなる。
燃えると灰になって形はなくなる。
儚さもあるけれど、木の繊維を混ぜ合わせてできたものは強い。
儚いながらも強さがあるのが魅力。
また、石の魅力は腐らないこと。半永久的に存在している。見た目に安定感があること。
作品づくりは加藤氏にとって、生きる上で必要な行為。それが見てくれる人に何らかの影響を与えることができたらしあわせと・・・。
アートは表面的なものではなく、深く感じとれるもの。深いところで心にふれるもの。
※現在札幌市在住
※2012.1130〜1224まで 北海道立釧路芸術館で開催の「交差する視点とかたち」に出展
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柿﨑 熙氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2013-01-23
柿﨑氏の作品は丸太をチェーンソーで粗彫りし形をつくることからはじまります。小さい作品は壁にかけ、大きな作品は床などに置き、空間構成しています。インスタレーションです。kakizaki1.mp3テーマは「林縁から」植物の生態に触れる機会があり、その様子を観察し、命の大切さ、いとしさを表現しています。自分が感じた命の息吹などを表現することにより、見ている人にトリや植物も頑張っている姿を伝えたいと・・・伝わるためには洗練された形を作り上げること。そのために形の探求に力をいれていらっしゃいます。使っているのは今桂の木がメイン。掘りやすいし、耐久力もあるからだそうです。自分の感性にフィットしていると思うと。色は以前は色々な色を使ったそうですが今は白一色。光が当たることによって陰影ができ、浮遊する感じなどを表す。見てくれる人が作品を見て、癒し、優しさを感じ取ってくれたら嬉しいと。森や林の中で佇んでいる時の気持ちが伝わっていけば良いと思うとおっしゃっておりました。現在は「林縁から」というテーマで制作活動をなさっていますが、一貫したテーマはそこに存在する命。油絵を描いていた時もあり、人間としてのあり方、存在をテーマにしていたそうです。この世界に入ったのは・・・kakizaki2.mp3作品づくりとは、自分の感性を伝える最大の手段。自分の大切に思っていることを作品に表すことは生き甲斐でもあると。また、見てもらう人にも自然の大切さを伝えることができたらとおっしゃっておりました。限られた資源を使うからこそなおさら伝えたいのです。そして・・・アートとは自由。自由な気持ちをもてること、遊べること。手にもって見せてくださったのが、最新の作品です。※現在石狩市在住※2012.1130〜1224まで 北海道立釧路芸術館で開催の「交差する視点とかたち」に出展
現代art 立体
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2013-01-23T10:00:00+09:00
柿﨑氏の作品は丸太をチェーンソーで粗彫りし形をつくることからはじまります。
小さい作品は壁にかけ、大きな作品は床などに置き、空間構成しています。
インスタレーションです。
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テーマは「林縁から」
植物の生態に触れる機会があり、その様子を観察し、命の大切さ、いとしさを表現しています。
自分が感じた命の息吹などを表現することにより、見ている人にトリや植物も頑張っている姿を伝えたいと・・・
伝わるためには洗練された形を作り上げること。そのために形の探求に力をいれていらっしゃいます。
使っているのは今桂の木がメイン。掘りやすいし、耐久力もあるからだそうです。
自分の感性にフィットしていると思うと。
色は以前は色々な色を使ったそうですが今は白一色。
光が当たることによって陰影ができ、浮遊する感じなどを表す。
見てくれる人が作品を見て、癒し、優しさを感じ取ってくれたら嬉しいと。
森や林の中で佇んでいる時の気持ちが伝わっていけば良いと思うとおっしゃっておりました。
現在は「林縁から」というテーマで制作活動をなさっていますが、
一貫したテーマはそこに存在する命。
油絵を描いていた時もあり、人間としてのあり方、存在をテーマにしていたそうです。
この世界に入ったのは・・・
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作品づくりとは、自分の感性を伝える最大の手段。
自分の大切に思っていることを作品に表すことは生き甲斐でもあると。
また、見てもらう人にも自然の大切さを伝えることができたらとおっしゃっておりました。
限られた資源を使うからこそなおさら伝えたいのです。
そして・・・
アートとは自由。自由な気持ちをもてること、遊べること。
手にもって見せてくださったのが、最新の作品です。
※現在石狩市在住
※2012.1130〜1224まで 北海道立釧路芸術館で開催の「交差する視点とかたち」に出展
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艾沢 詳子氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2012-12-19
ティッシュペーパーで表現されたもの・・これはパーツとしては無辜の民。それが集合体としてTSUNAMIという形に。震災を忘れないという意味でずっとこの作品と向き合っていきたいと思ったそうです。復興、原発に関わる作品もあり、それが全体でひとつの作品になっています。yomogisawa1.mp3作家生活の中で水脈のように自分の中にあったものが作品となってあらわれた感じ。「今まではひとりごとだったものが重なることにより、自分の意志をはっきりと言えるようになった。」としみじみとおっしゃっておりました。 版画から立体に移行したのは?非常に立体的感覚が自分の中にあり、より形としてダイレクトに立体になったのはアメリカに行って勉強してから。日本に戻って床に石膏でレリーフをつくり、そこにコンテと鉛筆で絵を描いたそうです。自分は立体の形をしているけれど、常にドローイングを描いていく行為が多いと。パーツづかいが多いのよね。使っている素材も多いし。それは徐々に覚えたものであり、だんだん増えて作品の幅も広がったの。yomogisawa2.mp3 彫刻家という意識では制作していることはないそう。確かにドローイングしている時も版画をしている時も身体に触れてくる触覚的要素が強かったり、単なる平面で終わっていないものが多いのです。艾沢氏の作品の根底には命の大切さというものが存在します。アートとはひとりごとの集積とおっしゃいます。そして、その集積が大きな声になる時もあるわけです。※現在札幌市在住※2012.1224まで 北海道立釧路芸術館で開催中「交差する視点とかたち」に出展
現代art 立体
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2012-12-19T10:00:00+09:00
ティッシュペーパーで表現されたもの・・これはパーツとしては無辜の民。
それが集合体としてTSUNAMIという形に。
震災を忘れないという意味でずっとこの作品と向き合っていきたいと思ったそうです。
復興、原発に関わる作品もあり、それが全体でひとつの作品になっています。
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こちら
作家生活の中で水脈のように自分の中にあったものが作品となってあらわれた感じ。
「今まではひとりごとだったものが重なることにより、自分の意志をはっきりと言えるようになった。」としみじみとおっしゃっておりました。
版画から立体に移行したのは?
非常に立体的感覚が自分の中にあり、より形としてダイレクトに立体になったのはアメリカに行って勉強してから。
日本に戻って床に石膏でレリーフをつくり、そこにコンテと鉛筆で絵を描いたそうです。
自分は立体の形をしているけれど、常にドローイングを描いていく行為が多いと。
パーツづかいが多いのよね。
使っている素材も多いし。
それは徐々に覚えたものであり、
だんだん増えて作品の幅も広がったの。
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こちら 彫刻家という意識では制作していることはないそう。
確かにドローイングしている時も版画をしている時も
身体に触れてくる触覚的要素が強かったり、単なる平面で終わっていないものが多いのです。
艾沢氏の作品の根底には命の大切さというものが存在します。
アートとはひとりごとの集積とおっしゃいます。
そして、その集積が大きな声になる時もあるわけです。
※現在札幌市在住
※2012.1224まで 北海道立釧路芸術館で開催中「交差する視点とかたち」に出展
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下沢 敏也氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2012-12-05
15年くらい前からのテーマは再生、「Re-Bireth」まずは作品について・・・simozawa1.mp3再生とは朽ちていったものから生まれ変わる力。エネルギーの表現をテーマにしている。自然物の中からテーマをもらい土でどれだけ再生に向かう力の表現をできるかが一貫しているテーマ。 一番大事にしているのは、土という素材。表面の質感、素材をどれだけ引き出すことができるのか。できるだけ土そのものの良さを引き出せるかが大切なこととおっしゃっておりました。基本的には江別の土。自分たちが生活している大地が土。そこを使わないと自分のコンセプトとリンクしない。自分が生活している地元の土を使うことが大事。 simozawa2.mp3この世界に入ったのは、お父様が焼き物、陶芸をやっていたこともあり、小さな頃から環境としてそこにあったのですが・・・子供の頃は好きではなかったそう。はじめは伝統的な焼き物から入ったそうです。しかし、京都で前衛陶芸と出会った時に衝撃を受け、それから前衛的な作品に。陶彫と呼ばれることも。焼くという行為は自分の手を一度離し窯に託す時間があり、そこがおもしろくもあり、おそろしいと。そこをどれだけコントロールできるか、魅力でもあるそうです。自分の領域ではない領域があるおもしろさも魅力とか。作品づくりは生きていくための絶対必要な要素。そして、アートとは癒し。自分のためでもあり、人に伝えるためのひとつの手段。自分の素直な感性を表現する、それを素直な目で見ていただくことでアートというもの自体が何か世の中を変える手段になるのではと・・・・・。※現在札幌市在住※2012.1224まで 北海道立釧路芸術館で開催中「交差する視点とかたち」に出展
現代art 立体
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2012-12-05T10:00:00+09:00
15年くらい前からのテーマは再生、「Re-Bireth」
まずは作品について・・・
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再生とは朽ちていったものから生まれ変わる力。エネルギーの表現をテーマにしている。
自然物の中からテーマをもらい土でどれだけ再生に向かう力の表現をできるかが一貫しているテーマ。
一番大事にしているのは、土という素材。表面の質感、素材をどれだけ引き出すことができるのか。
できるだけ土そのものの良さを引き出せるかが大切なこととおっしゃっておりました。
基本的には江別の土。自分たちが生活している大地が土。そこを使わないと自分のコンセプトとリンクしない。自分が生活している地元の土を使うことが大事。
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こちら この世界に入ったのは、お父様が焼き物、陶芸をやっていたこともあり、
小さな頃から環境としてそこにあったのですが・・・
子供の頃は好きではなかったそう。
はじめは伝統的な焼き物から入ったそうです。
しかし、京都で前衛陶芸と出会った時に衝撃を受け、それから前衛的な作品に。
陶彫と呼ばれることも。
焼くという行為は自分の手を一度離し窯に託す時間があり、そこがおもしろくもあり、おそろしいと。
そこをどれだけコントロールできるか、魅力でもあるそうです。自分の領域ではない領域があるおもしろさも魅力とか。
作品づくりは生きていくための絶対必要な要素。そして、アートとは癒し。自分のためでもあり、人に伝えるためのひとつの手段。自分の素直な感性を表現する、それを素直な目で見ていただくことでアートというもの自体が何か世の中を変える手段になるのではと・・・・・。
※現在札幌市在住
※2012.1224まで 北海道立釧路芸術館で開催中「交差する視点とかたち」に出展
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工藤 和彦氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2012-10-31
全国各地をまわり、精力的に活動を続けていらっしゃる工藤氏。陶器を創ったのは16歳の頃。ただ本格的に作陶をなさったのは18歳で、そこから陶芸一筋です。最初の頃と何がかわったのでしょう?kk01.mp3今年の春から手になじむ重さ、存在感のある重さに意識がむかっています。自分の器の存在感を確かなものにするためには厚みが重要な要素を思い始めたそうです。 器をつくりあげる技法についてのお話しです。黄砂に含まれる鉄分を利用して独自に調合なさり、粉引(こひき)の技法を駆使して出来上がったオリジナルの技法が「黄粉引」です。それを応用、シラカバホワイトや緑の器が創られました。kk02.mp3 重さに関わらず存在感のある器づくりは作陶のテーマです。旭川に永住する気持ちで土地を購入なさったそうです。さらに北海道、そして自分が住んでいる旭川が工藤氏の中で大きくウエイトを占めるようになりました。kk03.mp3より土地に根ざした作陶、北海道を感じる器が工藤氏の中で確実なものとして形になってきているのだと思います。まだまだ工藤氏の挑戦は続いています。※現在旭川在住※2012.1027〜1104弟子屈町湯の島にある山椒で個展を開催※写真は工藤和彦氏からお借りしました。工藤和彦氏のhpは・・・http://kazuhiko-kudo.com/
工芸
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2012-10-31T10:00:00+09:00
陶器を創ったのは16歳の頃。ただ本格的に作陶をなさったのは18歳で、そこから陶芸一筋です。
最初の頃と何がかわったのでしょう?
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今年の春から手になじむ重さ、存在感のある重さに意識がむかっています。
自分の器の存在感を確かなものにするためには厚みが重要な要素を思い始めたそうです。
器をつくりあげる技法についてのお話しです。
黄砂に含まれる鉄分を利用して独自に調合なさり、粉引(こひき)の技法を駆使して
出来上がったオリジナルの技法が「黄粉引」です。それを応用、シラカバホワイトや緑の器が
創られました。
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重さに関わらず存在感のある器づくりは作陶のテーマです。
旭川に永住する気持ちで土地を購入なさったそうです。さらに北海道、そして自分が住んでいる
旭川が工藤氏の中で大きくウエイトを占めるようになりました。
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より土地に根ざした作陶、北海道を感じる器が工藤氏の中で確実なものとして形になってきているのだと思います。
まだまだ工藤氏の挑戦は続いています。
※現在旭川在住
※2012.1027〜1104弟子屈町湯の島にある山椒で個展を開催
※写真は工藤和彦氏からお借りしました。
工藤和彦氏のhpは・・・
http://kazuhiko-kudo.com/
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佐藤 弘康氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2012-10-24
北海道に来てから11年。初めてとった写真についてのお話しからスタートです。このカメラはもう30年以上も愛用なさっているもの。「シンプルなんでとても使いやすいし、壊れないんです」satohiroyasu001.mp3佐藤氏が写真から伝えたいものは・・自分で見た現場の空気感。ドキュメンタリーを主に撮影なさっているので、テーマが酪農であれば、その仕事を実際に体験。仕事をしないと見えてこない視点が佐藤氏が撮られた作品からは伝わってくるのです。ここ数年少し考え方が変わってきました。2012秋の作品展は今までと視点をかえたものが会場に並びます。 satohiroyasu002.mp3旅人として北海道を被写体として撮るのではなく、そこに住み、周りの人たちと語らっているうちにいつしかテーマは開拓へとむかっていきました。この2〜3年、特に意識しだしたそうです。 何が変わったのでしょう?佐藤氏の根底にあるものは、”自分の知らない世界を知りたい”という欲求。ただし、その場の空気感を伝えたい気持ちはかわっていません。視点がかわったということなのです。最後に今回の作品展について伺いました。satohiroyasu003mp3.mp3今回は通常のレジンではなくバライタ紙を使ってプリントされました。モノクロの質感、トーンが通常とは違います。このモノクロの世界、開拓の時代の何かを・・・見る人の心に焼き付けることになると思います。※現在別海在住※2012.1027〜1126 中標津町東1条ギャラリーで個展を開催※写真は佐藤弘康氏からお借りしました。佐藤弘康氏のhpは・・・http://www.satoeyes.com/
photo
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2012-10-24T10:00:00+09:00
北海道に来てから11年。
初めてとった写真についてのお話しからスタートです。
このカメラはもう30年以上も愛用なさっているもの。
「シンプルなんでとても使いやすいし、壊れないんです」
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佐藤氏が写真から伝えたいものは・・自分で見た現場の空気感。
ドキュメンタリーを主に撮影なさっているので、テーマが酪農であれば、その仕事を実際に体験。
仕事をしないと見えてこない視点が佐藤氏が撮られた作品からは伝わってくるのです。
ここ数年少し考え方が変わってきました。
2012秋の作品展は今までと視点をかえたものが会場に並びます。
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旅人として北海道を被写体として撮るのではなく、そこに住み、周りの人たちと語らっているうちに
いつしかテーマは開拓へとむかっていきました。
この2〜3年、特に意識しだしたそうです。
何が変わったのでしょう?
佐藤氏の根底にあるものは、”自分の知らない世界を知りたい”という欲求。
ただし、その場の空気感を伝えたい気持ちはかわっていません。視点がかわったということなのです。
最後に今回の作品展について伺いました。
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今回は通常のレジンではなくバライタ紙を使ってプリントされました。
モノクロの質感、トーンが通常とは違います。
このモノクロの世界、開拓の時代の何かを・・・見る人の心に焼き付けることになると思います。
※現在別海在住
※2012.1027〜1126 中標津町東1条ギャラリーで個展を開催
※写真は佐藤弘康氏からお借りしました。
佐藤弘康氏のhpは・・・
http://www.satoeyes.com/
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石戸谷 準氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2012-09-19
ステンドグラスと一口に言っても・・・様々なパターンがあります。まずはヨーロッパの流れとアメリカの流れについて、そして色やデザイン、モチーフについても伺いました。どうしても受注生産という形での制作が多いので、どちらというと作家というよりはデザイナーに近いかな?と。ishidoyajun01.mp3 石戸谷氏がステンドグラスを始めたきっかけは?そしてその変遷について伺いました。パリで世界で唯一ステンドグラス科がある学校で勉強なさり、日本に戻ってからは東京で6年教室でステンドグラスを教えていました。そして、北海道に戻り工房をはじめたのが今から25年前のことです。ishidoyajun02.mp3 石戸谷氏の作品の特徴は・・・どちらかと言うと加工専門。 絵付けとエッチングについてのお話しです。 実際にガラスに色をつけているわけではありません。もともと色がついているガラスを使い加工するのです。 絵付けは線をかいたり、影をつけたり徐々に暗くしていくもの。 逆にエッチングは薬品を使い、ガラスを溶かして徐々に明るくする技法です。 作品に濃淡をつけることでより表現の可能性が広がるのです。ishidoyajun03.mp3ステンドグラスの魅力そして、石戸谷氏にとっての制作活動とは・・・ ishidoyajun04.mp3東日本大震災の後、現地に足を運び、一体自分には何ができるのだろうと・・たまたま仙台のデパートで展覧会を開催し、その時にいらした被災地の方に「見るだけで嬉しい」という言葉をいただいたり、また、作品を見て涙を流されている姿を見た石戸谷氏。自分の作品で人をどこまで喜ばせることができるのか・・アートとは人を喜ばせることじゃないのか・・と最近思われているそうです。 ※現在江別市在住※写真は石戸谷準氏からお借りしました。※2012.1024まで 中標津東1条ギャラリーで個展を開催 石戸谷準氏のhpは・・・http://www.st-glass.jp/
工芸
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2012-09-19T10:00:00+09:00
ステンドグラスと一口に言っても・・・様々なパターンがあります。
まずはヨーロッパの流れとアメリカの流れについて、そして
色やデザイン、モチーフについても伺いました。
どうしても受注生産という形での制作が多いので、どちらというと作家というよりはデザイナーに近いかな?と。
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石戸谷氏がステンドグラスを始めたきっかけは?
そしてその変遷について伺いました。
パリで世界で唯一ステンドグラス科がある学校で勉強なさり、日本に戻ってからは東京で6年教室でステンドグラスを教えていました。
そして、北海道に戻り工房をはじめたのが今から25年前のことです。
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石戸谷氏の作品の特徴は・・・どちらかと言うと加工専門。
絵付けとエッチングについてのお話しです。
実際にガラスに色をつけているわけではありません。もともと色がついているガラスを使い加工するのです。
絵付けは線をかいたり、影をつけたり徐々に暗くしていくもの。
逆にエッチングは薬品を使い、ガラスを溶かして徐々に明るくする技法です。
作品に濃淡をつけることでより表現の可能性が広がるのです。
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ステンドグラスの魅力
そして、石戸谷氏にとっての制作活動とは・・・
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こちら 東日本大震災の後、現地に足を運び、一体自分には何ができるのだろうと・・
たまたま仙台のデパートで展覧会を開催し、その時にいらした被災地の方に
「見るだけで嬉しい」という言葉をいただいたり、また、作品を見て涙を流されている姿を見た石戸谷氏。
自分の作品で人をどこまで喜ばせることができるのか・・アートとは人を喜ばせることじゃないのか・・と最近思われているそうです。
※現在江別市在住
※写真は石戸谷準氏からお借りしました。
※2012.1024まで 中標津東1条ギャラリーで個展を開催
石戸谷準氏のhpは・・・
http://www.st-glass.jp/
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浅野 修氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2012-08-22
十勝出身の浅野修氏・・・まずは作品の狙いについて、そして、農業の美しさについて語っていただきました。はじめは油彩で人物を描かれていたのですがやがて対象は大地にかわり、立体へと変遷。なぜ農業に惹かれていったのか?立体作品をつくるきっかけについても伺っています。assano01.mp3人物の次の描いたのは農作物。やがて大地そのものに興味の対象はうつり、日本全国の大地を歩き描きました。そして作られた立体の作品の説明を・・・assano05.mp3ある日、馬小屋を探していた浅野氏のもとに連絡が入ります。それを実際に目の前にして美しさに心奪われました。「自分たちで美しいものを作っているのにもかかわらずそれに気づいていない。その美しさを気づかせるのが作家の力」一貫したテーマ=農業は美しい。そしてもうひとつのテーマは「開拓の心」を伝えていくこと。assano02.mp3 浅野氏の根底にあるのはどんなことにも対する「基本・原点」。それは、生きることや食に関する事、造形やもちろん農業に関することも然りです。その中での造形の原点について伺いました。assano06.mp3 NPO十勝めむろ赤レンガ倉庫を立ち上げ、巨大じゃがいもアートプロジェクトをスタートしました。原点にこだわるにはどういう方法で作品を問いかけていくのがベストなのか・・・その結果レンガ倉庫を選ばれたのです。そして巨大じゃがいもアートとは一体何なのか?assano03.mp3 個人で作品を制作する、複数の人と共同でひとつの作品をつくりあげる行為とは・・・そして浅野氏にとってのアートとは・・・assano04.mp3※現在鎌倉市在住※2012年から 十勝 芽室赤レンガ倉庫で巨大じゃがいもアート制作中浅沼氏のhpは・・・http://www7a.biglobe.ne.jp/~asano_osamu
現代art 立体
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2012-08-22T10:00:00+09:00
十勝出身の浅野修氏・・・まずは作品の狙いについて、そして、農業の美しさについて語っていただきました。
はじめは油彩で人物を描かれていたのですがやがて対象は大地にかわり、立体へと変遷。
なぜ農業に惹かれていったのか?立体作品をつくるきっかけについても伺っています。
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人物の次の描いたのは農作物。
やがて大地そのものに興味の対象はうつり、日本全国の大地を歩き描きました。
そして作られた立体の作品の説明を・・・このブラウザでは再生できません。 再生できない場合、ダウンロードは🎵
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ある日、馬小屋を探していた浅野氏のもとに連絡が入ります。
それを実際に目の前にして美しさに心奪われました。
「自分たちで美しいものを作っているのにもかかわらずそれに気づいていない。その美しさを気づかせるのが作家の力」
一貫したテーマ=農業は美しい。そしてもうひとつのテーマは「開拓の心」を伝えていくこと。
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浅野氏の根底にあるのはどんなことにも対する「基本・原点」。
それは、生きることや食に関する事、造形やもちろん農業に関することも然りです。
その中での造形の原点について伺いました。
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NPO十勝めむろ赤レンガ倉庫を立ち上げ、巨大じゃがいもアートプロジェクトをスタートしました。
原点にこだわるにはどういう方法で作品を問いかけていくのがベストなのか・・・その結果レンガ倉庫を選ばれたのです。
そして巨大じゃがいもアートとは一体何なのか?
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個人で作品を制作する、複数の人と共同でひとつの作品をつくりあげる行為とは・・・
そして浅野氏にとってのアートとは・・・
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※現在鎌倉市在住
※2012年から 十勝 芽室赤レンガ倉庫で巨大じゃがいもアート制作中
浅沼氏のhpは・・・
http://www7a.biglobe.ne.jp/~asano_osamu
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高浜 利也氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2012-08-01
今年で5回目を迎える根室 落石計画。最近は夏になるとアーティストが落石無線局跡にやってきて、根室の子供たちとワークシップを開催したり、公開制作を行ったり、アーティストトークが行われる・・・メインで動かれているのが「井出創太郎+高浜利也」というユニット。この度現在武蔵野美術大学で教鞭もとられている高浜利也氏にインタビューさせていただきました。まずは・・落石計画がどうして始まったのか・・・takahamatoshiya01.mp3当初の計画は3年、ところが回を重ねる毎にかかわる人たちが増え、協力者も増え、自然発生的に継続されてきました。takahamatoshiya02.mp3 この落石計画のメインとなっているのは銅でできた茶室。 なぜ銅を・・なぜ茶室を・・・作られたのでしょう? takahamatoshiya03.mp3 池田氏、井出氏、そして高浜氏、3人の共通項は銅版画。 銅は使わなくなったと廃材に廃板になってしまいます。 3人の特別な思い入れのある銅。廃板となってもなお美しいものを別の形で甦らせたのです。落石計画のプロジェクトのコンセプトは何なのでしょう?takahamatoshiya04.mp3 落石計画を続けることによって見えたきたものとは・・・takahamatoshiya06.mp3高浜氏の作品について伺いました。版画だけにとどまらず、それは建築的なプロジェクトであり、自分のいる場所をつくること。建築のプロジェクトの中での設計図みたいな・・・発生したイメージを銅板におきかえて制作なさっているそうです。風景自体を自ら作り、それを銅版画にするのです。ある意味、自分がみたい風景を作り出してそこからスタートしているのです。takahamatoshiya05.mp3高浜氏にとってのアートとは・・・生きる、生きていくそのもの。仕事であって仕事でない。それは生きる糧であり、生きている意味、すべてを包括するもの。※現在東京都在住※写真は高浜利也氏からお借りしました。※2012.0807〜0811 根室 落石無線局跡で落石計画 開催落石計画のhpは・・・http://www.ochiishikeikaku.com/
版画
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2012-08-01T10:00:00+09:00
今年で5回目を迎える根室 落石計画。
最近は夏になるとアーティストが落石無線局跡にやってきて、根室の子供たちとワークシップを開催したり、公開制作を行ったり、
アーティストトークが行われる・・・
メインで動かれているのが「井出創太郎+高浜利也」というユニット。
この度現在武蔵野美術大学で教鞭もとられている高浜利也氏にインタビューさせていただきました。
まずは・・落石計画がどうして始まったのか・・・
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当初の計画は3年、ところが回を重ねる毎にかかわる人たちが増え、
協力者も増え、自然発生的に継続されてきました。
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この落石計画のメインとなっているのは銅でできた茶室。
なぜ銅を・・なぜ茶室を・・・作られたのでしょう? このブラウザでは再生できません。 再生できない場合、ダウンロードは🎵
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池田氏、井出氏、そして高浜氏、3人の共通項は銅版画。
銅は使わなくなったと廃材に廃板になってしまいます。
3人の特別な思い入れのある銅。廃板となってもなお美しいものを別の形で甦らせたのです。
落石計画のプロジェクトのコンセプトは何なのでしょう?
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落石計画を続けることによって見えたきたものとは・・・
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高浜氏の作品について伺いました。
版画だけにとどまらず、それは建築的なプロジェクトであり、自分のいる場所をつくること。
建築のプロジェクトの中での設計図みたいな・・・
発生したイメージを銅板におきかえて制作なさっているそうです。
風景自体を自ら作り、それを銅版画にするのです。
ある意味、自分がみたい風景を作り出してそこからスタートしているのです。
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高浜氏にとってのアートとは・・・
生きる、生きていくそのもの。仕事であって仕事でない。
それは生きる糧であり、生きている意味、すべてを包括するもの。
※現在東京都在住
※写真は高浜利也氏からお借りしました。
※2012.0807〜0811 根室 落石無線局跡で落石計画 開催
落石計画のhpは・・・
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島津 明美氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2012-07-18
ここに段ボールが使われていること・・・わかりますか?島津明美氏は小さな頃から絵を描くことが大好きでした。はじめは油彩画を描かれていたのですが、たくさんの作品の額縁を用意することができず段ボールで額縁を作ったのです。それが段ボールとの出会いでした。島津氏の作品について、油絵のこと、なぜ段ボールを使いはじめたのか、そしてその段ボールの魅力について伺いました。shimazuakemi01.mp3段ボールの色って黄色・・・・yellow ocherその色とは・・・土の色であり、木の色であり、黄色人種の肌の色であり、排泄物の色。どんな素材のものにもベースとなっている色なのです。微妙な色の違いを使って様々な表現を可能にした段ボール。いつも見慣れているものなのにとても新鮮に見えます。島津氏がこの世界に入ったのは・・・子供の頃から。絵がとっても大好きな子供だったそうです。「鉛筆と紙を与えておくと静かな子だった」とお母様に言われたほど・・・shimazuakemi02.mp3 そんな彼女のつくる作品は自分を拠点としたもの。自分が知ったこと、追求したいこと、今までに感じた情、今まで見聞きしたもの。自画像なのです。段ボールという素材はとても強いそうです。一度油と一緒に段ボールをつかったことがあるそうですが・・・いつも段ボールに負けないように作品に向かい合っているとか。やはり好みの段ボールもあるそうで・・・野菜が入っているもの、お菓子やジュースが入っているものと使い分けているそうです。shimazuakemi03.mp3島津氏にとっての作品づくりとは・・・やめられない、とまらない行為そしてアートとは・・・人間だけが生み出す力。これから・・・今まできた道を咀嚼して、再消化させてみたい。※現在千歳市在住※写真は浅沼久美子氏からお借りしました。※2012.0829まで 中標津東1条ギャラリーで個展を開催
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2012-07-18T10:00:00+09:00
ここに段ボールが使われていること・・・わかりますか?
島津明美氏は小さな頃から絵を描くことが大好きでした。
はじめは油彩画を描かれていたのですが、たくさんの作品の額縁を用意することができず
段ボールで額縁を作ったのです。それが段ボールとの出会いでした。
島津氏の作品について、油絵のこと、なぜ段ボールを使いはじめたのか、
そしてその段ボールの魅力について伺いました。
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段ボールの色って黄色・・・・yellow ocher
その色とは・・・土の色であり、木の色であり、黄色人種の肌の色であり、排泄物の色。
どんな素材のものにもベースとなっている色なのです。
微妙な色の違いを使って様々な表現を可能にした段ボール。
いつも見慣れているものなのにとても新鮮に見えます。
島津氏がこの世界に入ったのは・・・子供の頃から。
絵がとっても大好きな子供だったそうです。「鉛筆と紙を与えておくと静かな子だった」とお母様に言われたほど・・・
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そんな彼女のつくる作品は自分を拠点としたもの。
自分が知ったこと、追求したいこと、今までに感じた情、今まで見聞きしたもの。
自画像なのです。
段ボールという素材はとても強いそうです。一度油と一緒に段ボールをつかったことがあるそうですが
・・・いつも段ボールに負けないように作品に向かい合っているとか。
やはり好みの段ボールもあるそうで・・・
野菜が入っているもの、お菓子やジュースが入っているものと使い分けているそうです。
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こちら
島津氏にとっての作品づくりとは・・・
やめられない、とまらない行為
そしてアートとは・・・
人間だけが生み出す力。
これから・・・
今まできた道を咀嚼して、再消化させてみたい。
※現在千歳市在住
※写真は浅沼久美子氏からお借りしました。
※2012.0829まで 中標津東1条ギャラリーで個展を開催
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吉田 はつみ氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2012-07-04
一体これは何の一部か想像がつきますか?実はこれお洋服の一部。さまざまな素材をひとつの作品として作りあげる魔術師みたいな吉田はつみ氏。例えば・・・バナナの木の皮、魚のうろこ、タピオカの粉、椅子の中に長い間埋もれていたスポンジ、海岸で拾ったビニールシート、朝市の買い物袋・・・こういった様々なものがあらゆるプロセスを経てひとつの作品に生まれ変わるのです。現在はバリと日本を行ったり来たりの生活をなさっています。先日釧路にいらっしゃる機会があり、インタビューをさせていただきました。まずは彼女のプロフィールから・・・yoshidahatsumi01.mp3思いついたものを形にする。自然にうまれてきたもの。道を歩いていて触れたものに真剣に取り組む・・・普段は捨てられてしまっているかもしれないものも彼女の手にかかると世界にたった一つの素晴らしい素材に変身してしまうのです。なぜなら彼女の目線で選ばれた素材たちは独自の付加価値をまとい世の中に旅立つから・・・ 小さな頃からものづくりが好きでした。草を編もうとして固かったので、つぶして柔らかくしてそれを編んでベストをつくったり・・・彼女にとってはそんな時からやっていることが今もずっと続いているのです。「遊びのひとつなの」yoshidahatsumi02.mp3普通の人はそれを素材として気づくことはおそらくないだろうと思うのです。例えば海の海藻の海綿、そして人工的なスポンジ。これを同時にシルクと組み合わせてしまうのです。そのミスマッチ感覚。長い間に海綿とスポンジは変化していきます。そのふたつの素材がシルクの中でしっくりくるプロセス、マッチングさせること、それを楽しむことのできる感性の持ち主なのです。 吉田氏が見つめる視点はどこに・・・yoshidahatsumi03.mp3 そこにあるものを見逃さない好奇心。「思いの矢印をとめないこと」・・と表現してくださいました。素敵な言葉です。彼女の作品は洋服という名前で呼ばれますが、アート作品だと思います。色使いは日本人に備わっている着物文化からきている色彩文化と応えてくださいましたが、これだけ多くの色がひとつの作品の中できれいにおさまりを見せるのです。いつまでも遊びの心を持ち続け既成概念でものごとをとらえない・・そんな心の余裕を忘れたくないと思ったひとときでした。おまけ・・・これは着れない洋服なの・・とおっしゃった作品を着せていただきまし..
etc.
midorimspice
2012-07-04T10:00:00+09:00
一体これは何の一部か想像がつきますか?
実はこれお洋服の一部。さまざまな素材をひとつの作品として作りあげる魔術師みたいな吉田はつみ氏。
例えば・・・バナナの木の皮、魚のうろこ、タピオカの粉、椅子の中に長い間埋もれていたスポンジ、
海岸で拾ったビニールシート、朝市の買い物袋・・・こういった様々なものがあらゆるプロセスを経て
ひとつの作品に生まれ変わるのです。
現在はバリと日本を行ったり来たりの生活をなさっています。
先日釧路にいらっしゃる機会があり、インタビューをさせていただきました。
まずは彼女のプロフィールから・・・
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こちら 思いついたものを形にする。
自然にうまれてきたもの。道を歩いていて触れたものに真剣に取り組む・・・
普段は捨てられてしまっているかもしれないものも彼女の手にかかると
世界にたった一つの素晴らしい素材に変身してしまうのです。
なぜなら彼女の目線で選ばれた素材たちは独自の付加価値をまとい世の中に旅立つから・・・
小さな頃からものづくりが好きでした。
草を編もうとして固かったので、つぶして柔らかくしてそれを編んでベストをつくったり・・・
彼女にとってはそんな時からやっていることが今もずっと続いているのです。
「遊びのひとつなの」
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こちら 普通の人はそれを素材として気づくことはおそらくないだろうと思うのです。例えば海の海藻の海綿、そして人工的なスポンジ。
これを同時にシルクと組み合わせてしまうのです。そのミスマッチ感覚。
長い間に海綿とスポンジは変化していきます。そのふたつの素材がシルクの中でしっくりくるプロセス、マッチングさせること、
それを楽しむことのできる感性の持ち主なのです。
吉田氏が見つめる視点はどこに・・・
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こちら そこにあるものを見逃さない好奇心。
「思いの矢印をとめないこと」・・と表現してくださいました。素敵な言葉です。
彼女の作品は洋服という名前で呼ばれますが、アート作品だと思います。
色使いは日本人に備わっている着物文化からきている色彩文化と応えてくださいましたが、
これだけ多くの色がひとつの作品の中できれいにおさまりを見せるのです。
いつまでも遊びの心を持ち続け既成概念でものごとをとらえない・・そんな心の余裕を忘れたくないと思ったひとときでした。
おまけ・・・これは着れない洋服なの・・とおっしゃった作品を着せていただきました。
※現在バリ&茅ヶ崎市在住
※2012.0704〜0723 釧路 レストランOZで個展を開催
吉田はつみ氏のhpは・・・
http://www.studiosuna.com/
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長澤 伸穂氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2012-06-13
長澤伸穂氏は現在ニューヨーク在住です。十勝 千年の森で開催されている「北海道ガーデンショー」に招待作家として現在作品を展示中です。開催前に来釧され、講演会をなさいました。その時にインタビューをさせていただき、長澤氏の今までなさってきた作品について、今回のガーデンショーについて他色々と伺うことができました。まずは、長澤氏の作品について・・・そして数々の作品を発表なさっている中での一貫したテーマについてnagasawanobuho01.mp3自然の中、都会の中、公共(室内、屋外)の中・・場所によって材料や内容は違うそうですが、長澤氏がお好きな場所は、人間の汗、生活した場、そういう場所でするインスタレーションがお好き・・ということで以前になさったトルコでの作品についてお話ししてくださいました。もちろん作品を考える上でその時々の時事、戦争だったりエコロジーについてだったりする場合はメッセージ性が強まるそうですが、一貫したテーマは「生命(いのち)」それは生命の儚さであり、生命の強靭さ。生命の大切さや残していくものは何なのか・・ということ。そもそも長澤氏はどうしてこの世界に入ったのでしょう?nagasawanobuho02.mp3きっかけは高校時代に発掘調査に参加し、縄文土器の破片を見つけたこと。そこに人間の指紋みたいなものがあり・・・アートとは関係なく、人間が作ったものの美しさを感じたのです。今も人間の足跡が聴こえてくるような場所でインスピレーションを受けることが多いそうです。ここではバングラディシュでのビエンナーレの作品について伺いました。生命の形をたまごの形で表現なさいました。女性の一生の間に排卵できるたまごの数というのが、およそ500。一人の女性が蓄える生命をたまごで表現されました。人はみな同じ命をもっています。感情は世界各国共通です。そこで生命の尊さ、あり方を作品として展示なさったのです。長澤氏にとってのパブリックアートとは?nagasawanobuho04.mp3その場にしかないものをつくること。その場所の地域性、気候、風土、歴史をリサーチして、そこにしかできないものをつくりたい。そこには必ず人間の香り、匂いが感じられるのです。北海道ガーデンショーについて伺いました。nagasawanobuho03.mp3長い時間をかけてゆっくりと育っていくものを作られたそうです。ここにもたくさんのたまごが使われています。 ..
現代art 立体
midorimspice
2012-06-13T10:00:00+09:00
十勝 千年の森で開催されている「北海道ガーデンショー」に招待作家として現在作品を展示中です。
開催前に来釧され、講演会をなさいました。その時にインタビューをさせていただき、
長澤氏の今までなさってきた作品について、今回のガーデンショーについて他
色々と伺うことができました。
まずは、長澤氏の作品について・・・そして
数々の作品を発表なさっている中での一貫したテーマについて
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こちら 自然の中、都会の中、公共(室内、屋外)の中・・
場所によって材料や内容は違うそうですが、
長澤氏がお好きな場所は、人間の汗、生活した場、そういう場所でするインスタレーションが
お好き・・ということで以前になさったトルコでの作品についてお話ししてくださいました。
もちろん作品を考える上でその時々の時事、戦争だったりエコロジーについてだったりする場合は
メッセージ性が強まるそうですが、一貫したテーマは「生命(いのち)」
それは生命の儚さであり、生命の強靭さ。生命の大切さや残していくものは何なのか・・ということ。
そもそも長澤氏はどうしてこの世界に入ったのでしょう?
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こちら きっかけは高校時代に発掘調査に参加し、縄文土器の破片を見つけたこと。
そこに人間の指紋みたいなものがあり・・・
アートとは関係なく、人間が作ったものの美しさを感じたのです。
今も人間の足跡が聴こえてくるような場所でインスピレーションを受けることが多いそうです。
ここではバングラディシュでのビエンナーレの作品について伺いました。
生命の形をたまごの形で表現なさいました。
女性の一生の間に排卵できるたまごの数というのが、およそ500。
一人の女性が蓄える生命をたまごで表現されました。
人はみな同じ命をもっています。感情は世界各国共通です。そこで生命の尊さ、あり方を作品として展示なさったのです。
長澤氏にとってのパブリックアートとは?
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こちら その場にしかないものをつくること。
その場所の地域性、気候、風土、歴史をリサーチして、そこにしかできないものをつくりたい。
そこには必ず人間の香り、匂いが感じられるのです。
北海道ガーデンショーについて伺いました。
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こちら 長い時間をかけてゆっくりと育っていくものを作られたそうです。ここにもたくさんのたまごが使われています。
長澤氏にとっての作品づくりとは・・・
そこにあった物語、忘れられたもの、かげのようなもの。
そういうものをもう一度引き出して後世に伝えていく、残していく。
人が来て体験して、五感で感じるアートをつくりたい!
長澤氏にとってのアートとは・・・
アーティストだけのものではない。
本当はアートとは、生活の中にすごく密着していて、地面や春夏秋冬などの季節、天気といったものに密着したものがアートだと思う。
身近なものの中に存在していると思う。
※現在ニューヨーク在住
※写真は長澤伸穂氏からお借りしました。
※2012.0602〜1008 十勝 千年の森で北海道ガーデンショー開催
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芹沢 高志氏
https://path-art.blog.ss-blog.jp/2012-06-06
現在、数多くのアーティストと一緒にプロジェクトを進行なさっている芹沢氏。いただいた名刺にはP3 art & environment executive director/ environmental planner昔から作品を見ることがお好きだったそうですが、ご自身では制作活動はまったくなさらない。だかこそ・・ここまで続いてきたのかも?なんておっしゃっておりましたが、先日釧路にいらっしゃる機会があり、その時にインタビューさせていただきました。・・・・・・そもそも神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、生態学的土地利用計画の研究に携わります。まずはなぜアートを関わることになったのか?その経緯から伺いました。serizawatakashi01.mp3東京・四谷の禅寺、東長寺の伽藍を新しくするプロジェクトに関わったことが芹沢氏にとって大きな転換期となったのです。400年経ったお寺の境内の下を掘抜き、auditorium 講堂を作るという斬新な計画。無事許可がおりたものの、それでは一体誰がそれをやるのか??????白羽の矢は芹沢氏に・・・言い出しっぺですものserizawatakashi02.mp3 やるしかない!とは思ったもののアートに関するコネクションはまったく思いつかない。 そのために今のP3という会社を立ち上げました。 P3とは・・ P3 art and environmentは1995年12月、宗教法人東長寺から独立し、 事業の一環として自らの活動を支えるための法人組織、 ピースリーマネジメント有限会社を設立しました。 活動は基本的にP3 art and environmentとして行っており、 法人枠が必要な事業を有限会社で処理していますが、 アートプロジェクトとしての有限会社経営にどのような可能性があるのか、 社会との関係性の中で模索し続けています。 (P3 HPより)唯一当時、芹沢氏がご存知だったのがバックミンスター・フラー(宇宙船地球号を命名なさった方です。)彼のワークショップ型の展覧会をやろう!!ということになりスタートしたのです。そこにドイツ人の作家が見えたり、中国人作家がつながったり・・ということであれよあれよとアーティストの輪が広がっていったのです。人のネットワークができたのです。1989年に始まったこのプロジェクトは10年続きました。「人生って事故だよね・・自分の人生が前半と..
etc.
midorimspice
2012-06-06T10:00:00+09:00
いただいた名刺にはP3 art & environment
executive director/ environmental planner
昔から作品を見ることがお好きだったそうですが、ご自身では制作活動はまったくなさらない。
だかこそ・・ここまで続いてきたのかも?なんておっしゃっておりましたが、
先日釧路にいらっしゃる機会があり、その時にインタビューさせていただきました。
・・・・・・
そもそも神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、生態学的土地利用計画の研究に携わります。
まずはなぜアートを関わることになったのか?その経緯から伺いました。
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こちら
東京・四谷の禅寺、東長寺の伽藍を新しくするプロジェクトに関わったことが芹沢氏にとって大きな転換期となったのです。
400年経ったお寺の境内の下を掘抜き、auditorium 講堂を作るという斬新な計画。
無事許可がおりたものの、それでは一体誰がそれをやるのか??????
白羽の矢は芹沢氏に・・・
言い出しっぺですもの
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こちら
やるしかない!とは思ったもののアートに関するコネクションはまったく思いつかない。
そのために今のP3という会社を立ち上げました。
P3とは・・
P3 art and environmentは1995年12月、宗教法人東長寺から独立し、
事業の一環として自らの活動を支えるための法人組織、
ピースリーマネジメント有限会社を設立しました。
活動は基本的にP3 art and environmentとして行っており、
法人枠が必要な事業を有限会社で処理していますが、
アートプロジェクトとしての有限会社経営にどのような可能性があるのか、
社会との関係性の中で模索し続けています。 (P3 HPより)
唯一当時、芹沢氏がご存知だったのがバックミンスター・フラー(宇宙船地球号を命名なさった方です。)
彼のワークショップ型の展覧会をやろう!!ということになりスタートしたのです。そこにドイツ人の作家が見えたり、中国人作家がつながったり・・ということであれよあれよとアーティストの輪が広がっていったのです。
人のネットワークができたのです。1989年に始まったこのプロジェクトは10年続きました。
「人生って事故だよね・・自分の人生が前半と後半ではっきり違ってる・・」
芹沢氏のなさっていることはたくさんありますが、共通するもの、その根底にあるものは・・・
目に見えないものをみる
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こちら アーティストがやっていることは問題を見つけ、それを人に見える形にして表現することだとおっしゃいます。
我々が抱えている問題、もしくは可能性を、今見えていないことを見つけて社会に提示していく
ということです。
それまでの芹沢氏のなさっていたことはまったく違った世界でした。
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こちら 計画に縛られて今現在を生きる・・・それが本当に良いことなのか?
計画者は様々な声を受け入れると目標に到達しないので、そういう声を切り捨てる方向。
でもアーティストと一緒に何かを始めると、よく言うと問題発見、要は問題を起こすということなのです。
そこに、自分の現在の可能性を・・・拡散していくエネルギーを感じてしまったのです。
一体アートの役割って何なのでしょう?
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こちら
一番問題なのは、何が問題なのかわかっていないこと。なぜなら解決の仕様がないからです。
一体何が可能性であり、問題なのか?ある意味魔術的なもの、それを見る行為。
その行為が本当に必要がないものであればアートというものはこの世界から消え去っていたはず。
よって
みんなで何かを共有する力。目に見えない部分を見せていく、見えないものを明らかにしていくこと。
現在は経済などで世の中の価値がはかられている。
でももしかするともっと本質的な重要なことではないかと思うのです。
今回の「北海道ガーデンショー」について・・・
そして、芹沢氏の考えるアートとは・・・
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こちら
みえないものをみせる
それは、問題でもあり発見でもある。可能性を可視化すること。
でもそれは、一時のかりそめかもしれない。
でもそれをみること、vision。
そういうことを生み出す力がアート。
「アーティストと一緒にものをつくっていくことは自分たちの喜びでもあり、アーティストの喜びでもある。それが時代、社会にとっても喜びになる、そういうプロジェクトをこれからも
続けていきたいのです」
※現在東京都在住
※東長寺の写真2点(夜景/講堂):萩原美寛
※デメーテル関連の写真4点(帯広競馬場厩舎/川俣正作品/ウ?ィンター&ホルヘ?ルト作品/蔡國強作品、手前はnIALL作品):萩原美寛
※別府関連の写真1点(別府マイケル・リン):NPO BEPPU PROJECT
※2012.0602?1008 十勝 千年の森で北海道ガーデンショー開催
芹沢氏 P3のhpは・・・
http://www.p3.org/JAPAN/nonflash.html
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